広げよう里親の輪

こども当事者や里親さんなど様々な方の
メッセージをお届けします

全国の里親さんが語る
「それぞれの一歩踏み出したストーリー」

熊本県

STORY 01
里親の種類
養育里親、専門里親
里親をはじめた年齢
50歳
現在の年齢
78歳
里親をはじめてみようと
一歩踏み出したきっかけ
次男が中学二年生の夏休み、カナダにホームステイしました。そこでの記念写真の中に、里子がいるのを発見。我が家は男の子ばかり4人でしたので、女の子を育ててみたいとの思いからです。
それには次のような事情もありました。共働きの私の甥の息子たちを1年ほど預かっていました。それが終わると、甥の友だち夫婦が3人の息子たちの面倒を見て欲しいとの要請があり、1年半ほど預かりました。
里親のやりがい
住んでいる地域には素晴らしい里親の先輩が居られ、いつでもお宅にお伺いし、手取り足取り教えて頂きました。この中から、自分の事だけでなく他人のお世話をすることの大切さを学びました。そのお返しを自分自身がどれだけ出来るかを確認している最中です。里親会のお世話もその一つです。
どんな時が大変か、
またどう乗り越えているか
小学5年生から預かったこどもが、中学生になったとたん、同級生に問題行動を起こした時には困りました。毎日学校で顔合わせることから、このまま我が家で面倒を見ることは出来ないと児童相談所に相談し、措置解除をお願いしました。
その子が高校進学のため我が家に再委託されることになりましたが、1学期もしないうちに、不良行為で又、措置解除になりました。
しかし、その子も28歳になりました。年に数回我が家に来続けています。問題を起こした子ほど可愛いものです。
里親に関心のある方へ
エール
まず、取り組んでみてください。どうにかなるものです。周りには素晴らしい方々が沢山いらっしゃいますよ。是非、お近くの里親さんを訪ねてみてください。
STORY 02
里親の種類
養育里親、季節・週末里親等の短期的な里親
里親をはじめた年齢
36歳
現在の年齢
37歳
里親をはじめてみようと
一歩踏み出したきっかけ
我が家は小学校のすぐ近くで、夫と鍼灸院を開業しています。いま、子育ての環境に恵まれていると感じます。ただ、長男が生まれた7年前は熊本地震がありました。夫婦ともに県外の出身で、頼れる者もなく、当時は不便な所に住んでいたので、地震の後のかたづけ、保活や、子が病気をした時の病児保育探しなど、大変な思いも多くしてきました。読みなれない行政の文書、役所の窓口対応、いろんなローカルルールがある中で、もし、仕事が忙しくて、こどもに手がかかって、まわりに協力者がいなかったら、誰だって大好きなこどもと離れることすら考えてしまうと感じました。そしていま、長男が小学生になったタイミングで、いろいろと幸運が重なり、便利な場所に店舗兼住宅を建てる事ができました。この幸運には、何か理由がある気がしていました。全てのこどものために、いつか自分の子と暮らしたい親のために、役に立ちたいと思い、里親になることを希望しました。
里親のやりがい
自分が、社会の一員だと感じられること。
こどもの笑顔や、照れた顔が見られること。
実子の遊び相手になってくれることや、社会経験にもなること。
これまでに培った所帯じみたスキルが、他者の役に立つと実感できること。
どんな時が大変か、
またどう乗り越えているか
いったん預かったこどもと離れたとき、失恋したような気持になります。
委託の話が起こって、その後、話がなくなると、会ったこともないのに、やっぱり失恋したような気持ちになります。
実子に、またあの子に会いたいといわれても、こちらからは自由にアプローチができず、切なさがつのります。
里親に関心のある方へ
エール
独身でも働いていても里親になれます。里子さんが将来家庭を持つとき、共働きで2~4人の家族構成になると思います。家庭の中の大人として振舞い、時間やお金の使い方、喧嘩や仲直り、怒りを自分なりの方法でおさめてこどもにあたらない姿勢など、見ておく必要があると思います。里親もこどもと暮らすことで学ぶ事が多く、かけがえのない時間が過ごせます。「専業主婦じゃないあなた」の力が必要です。短期里親からはじめてみませんか。
STORY 03
里親の種類
親族里親、養子縁組里親
里親をはじめた年齢
41歳
現在の年齢
74歳
里親をはじめてみようと
一歩踏み出したきっかけ
こどもがなかなかできず、子育てをしたいと思ったからです。
里親のやりがい
こどもの成長を見るのが楽しみです。
どんな時が大変か、
またどう乗り越えているか
試し行動的なものに、いちいち反応していました。段々要領がわかりました。
しかし嫌がることをするので、ついかっとなったりしました。
乗り越えるというより、互いに信頼関係が出来て、解消していったと思います。
里親に関心のある方へ
エール
是非、里親になっていただき、意義ある子育てを楽しみましょう。