全国の里親さんが語る
「それぞれの一歩踏み出したストーリー」
大阪府
STORY 01
- 里親の種類
養育里親
- 里親をはじめた年齢
50歳
- 現在の年齢
52歳
- 里親をはじめてみようと
一歩踏み出したきっかけ
自分には、里親になるのは絶対無理かなと思っていましたが、妻の熱意に負けて始めたのがきっかけです。
- 里親のやりがい
里子ちゃんが毎日楽しく生活できているか、言いたいことを我慢していないかななどいろいろ考えながら、毎日手探りで頑張っています。
甘えてくる時や、感謝の気持ちを出してくれる時は、やはりこちらもすごくうれしいです。
里子ちゃんがいる事で、里親も一緒に違う世界を見ることができ、成長できると思います。
- どんな時が大変か、
またどう乗り越えているか
最初は、やはり泣き叫ぶ時の対処法が分からず大変でした。今は少しだけお互いに信頼関係ができていると思うので、なんとか対処できているかな?
後で落ち着いてから、ゆっくり話しを聞くようにしています。
- 里親に関心のある方へ
エール
少しでも、里親に関心があるならばやってみてください。つらい事以上に楽しいこともあります。私は里親になってよかったと思います。
STORY 02
- 里親の種類
ファミリーホーム
- 里親をはじめた年齢
69歳
- 現在の年齢
75歳
- 里親をはじめてみようと
一歩踏み出したきっかけ
児童養護施設・特養老人ホーム保健福祉担当として、30年近く勤務。退職後振り返り、同志たちと忘れ物にきづいた。組織に拘束されず、こどもの視線で、こどもが自立できる人として、個々にあった資格を取得させて、社会に1人でも送りだす。その役割を、残された時間を使い貢献したいと考え、退職者の同志・児童養護施設卒園児たちで、特定非営利活動法人を設立しました。
- 里親のやりがい
障害児と認定された、またはそれに近い児童が措置されていますが、学習・運動等において効果が認められた時は、児童を誇りに思っています。
資格がとれて社会人として送り出すとき、本人の努力を称賛しながら、成し遂げたことにやりがいを感じています。
- どんな時が大変か、
またどう乗り越えているか
・法人の後継者問題
・こどもに対する指導の問題
・特に障害者は対応が困難
時間をかけながら各機関に相談しながら乗り越えていますが、研修等に参加するも実際には現場とかみ合わない問題が多く課題が残っています。職員に関しても資格、経験がある場合でも、個々の成育歴が異なる児童の養育等は簡単に現場において通用しないこともあり、信頼関係にまで影響してくることもあります。その時は養育者(里親)が、こどもの視線になって、こどもと会話していき、その中で担当職員の立場を説明、協力を促しております。
- 里親に関心のある方へ
エール
特になし
STORY 03
- 里親の種類
養育里親
- 里親をはじめた年齢
53歳
- 現在の年齢
58歳
- 里親をはじめてみようと
一歩踏み出したきっかけ
娘から「うちでは里親出来ないの?」と聞かれたことと、私自身が社会的養護であったためです
- 里親のやりがい
楽しいときも辛いときも、一緒にこどもと居られることです。
- どんな時が大変か、
またどう乗り越えているか
本当の親じゃないと言われるときです。喧嘩もするけど、話をしてギュッと抱きしめてあげています。
- 里親に関心のある方へ
エール
あれこれ考えすぎず。話を聞きに行ってください。
一歩踏み出すことで人生変わります。
STORY 04
- 里親の種類
養育里親
- 里親をはじめた年齢
54歳
- 現在の年齢
60歳
- 里親をはじめてみようと
一歩踏み出したきっかけ
児童養護施設で長く勤務していて、親御さんとの交流の無いこどもたちを家庭体験として週末に自身の家庭に受け入れていました。
そして、当方が施設を退職するにあたり養育里親として登録し、当該のこどもたちの内2名を中3・高1で委託児童として迎え入れ、自立に向け準備を行っていきました。
- 里親のやりがい
当該児童は幼少の頃から家庭体験として受け入れていたので、委託を受けた時には既に家族の一員として位置付けていました。我が家で施設では出来ない自立に向けた個別な関わりをすることが出来ました。
また、委託解除後も我が家を拠り所としていて家族同然の付き合いが出来ています。特に里親としての気負いもなく長年の関係から然るべき形として今に至っております。
- どんな時が大変か、
またどう乗り越えているか
里子の進学や就職の際の保証人、里親として行ってはいけないアフターケアの課題があります。
保証人については自治体に児童相談所長がなれるように制度を作ってもらい、アフターケアについては児相に容認してもらい行っています。
- 里親に関心のある方へ
エール
里親はこどもの人生を担う重い責任を負います。
大変ですが、その分得られるものも大きいのです。無理をせず手始めにフレンドホーム(週末里親)から始められたらどうかと思います。そうすれば支援についての連携も学べて良いのではないかと思います。
また、里親登録しても中々委託がないこともあります。その間は焦らず親について研修や集まりに参加して色々と勉強して準備をしておかれることをお勧めします。
STORY 05
- 里親の種類
養育里親
- 里親をはじめた年齢
40歳
- 現在の年齢
43歳
- 里親をはじめてみようと
一歩踏み出したきっかけ
両親が里親をしていたので、私達も何とか力になりたいと思ってさせて頂きました。
- 里親のやりがい
心を閉ざしていたこどもが笑うようになったり穏やかになってきたりすると、預からせてもらって良かったなーと心底おもいます。
- どんな時が大変か、
またどう乗り越えているか
里親への依存が強くなりすぎたりすると、心がしんどくなってきます。先輩里親やキーアセットさんなどに話を聞いてもらって、アドバイスを頂いたりしています。
あとは、一番は家族に協力してもらい、分担してもらっています。
- 里親に関心のある方へ
エール
正直大変な事は多いです。
でも、こんなに小さなこどもが…こんな状況の中で毎日過ごして居たんだ…と思うと、できる限りのの愛情を注いであげたくなるし、少しでも穏やかに過ごしてもらいたいと思ってさせて頂いてます。やりがいはあります!
STORY 06
- 里親の種類
養育里親
- 里親をはじめた年齢
43歳
- 現在の年齢
47歳
- 里親をはじめてみようと
一歩踏み出したきっかけ
こどもをなかなか授からず、高度な不妊治療を何度も繰り返すが難しく、流産の経験もあり悩んでいました。年齢的にも42になっており、見込みがなくなってきました。こどもは育てたいとなった時にインターネットやブログなどで里親制度を知りました。
- 里親のやりがい
あまり里親だからと思っていません。子育てのやりがいはずっと悩んでいたことから解放されて、こども中心の生活になって、こどものことで悩むことです。毎日毎日が嬉しいです。
- どんな時が大変か、
またどう乗り越えているか
こどもが出生のことで悩むことがあり、私自身支えることについて考えますが、子育てについてはあまり大変なことはありません。縁組前には苗字が違う問題で病院などで嫌な思いをしたことがあります。しかし、むしろ、縁組に時間がかなりかかったこと、それまで支援者の対応が不十分であったり、一度こどもと縁組をすると第二子や週末里親やはぐくみホームへのハードルが上がったりと、子育てそのものというよりもその他、制度や支援する人々との考え方の相違が大きかったような気がします。実際にあらたにはぐくみホーム、週末里親はあきらめました。
- 里親に関心のある方へ
エール
子育てに関してはさまざまなサポートがあるので、1人で悩まずにさまざまなサポートを利用されて広い視野で子育てができたらいいですね。
STORY 07
- 里親の種類
養育里親
- 里親をはじめた年齢
47歳
- 現在の年齢
53歳
- 里親をはじめてみようと
一歩踏み出したきっかけ
結婚が遅くこどもにも恵まれなかったためです。
- 里親のやりがい
成長が感じられたときです。
- どんな時が大変か、
またどう乗り越えているか
決めていることがスムーズにできないときが大変でした。
同じ里親同士で悩みを相談したり、年齢的な壁もあると思うので色んな人にアドバイスをいただきました。
- 里親に関心のある方へ
エール
子育ての正解などなく人それぞれです。
またこどもも同じ子はいません。
迷いながらも色んな方を巻き込んで少しずつ進んでいけばいいと思います。
STORY 08
- 里親の種類
養育里親、専門里親
- 里親をはじめた年齢
48歳
- 現在の年齢
62歳
- 里親をはじめてみようと
一歩踏み出したきっかけ
独身時代、里親をされてる方の情報を実母から肯定的な話として聞いておりました。
その時に何て素敵な行動をしている人だと、感動し、いつか私も里親になれたら良いなぁ、と心の片隅に思っておりました。
結婚し4人の子育てもひと段落した頃にあるイベントで里親啓発を夫婦で受ける事が有りました。
この啓発で、これなら子育て経験者として、社会に少しの貢献はできるかも?
と軽い気持ちで、社会的養護について何も知らないながら児童相談所に話を聞く事になりました。
実子達と相談し、我が家の明るい楽しい雰囲気を一人でも多くのこども達に感じて欲しいと登録する決意をしました。
実子達はそれがどんな風にになるのか?と理解するほど大人では無かったし、義母も全面的賛成では無かったと思いますが、夫婦で決めた事ならと賛成してくれました。
知らない事だらけで無防備な決意だったと思いますが、今も実子達の協力の元、楽しく子育てしております。
- 里親のやりがい
初めて長期委託した男児は、自閉スペクトラム障害で実子育ての経験は全く通用しないと知りました。
幼少期の頭打ちや児童期の通院や投薬と、里子育てに心が疲弊する事は、沢山有りました。児相から専門里親の講習を打診され、色んな勉強や講習を受けて、少しずつ里親自身の経験値が上がりましたが、それでも心折れる事沢山有りました。
実子達が私のサポートにまわり、犠牲になる事も多々有りました。
現在、思春期の男子は、驚く程成長し、心の安定感は定型児童より安定しているのでは?と思う程です。
里子の成長の喜びと共に、家族で成し遂げた事だと、感慨深く、色んな意味で感謝の毎日です。
里子君来てくれてありがとう。実子達ありがとう。
もう一人の里娘もとっても可愛いくて、尽きない子育てに楽しい毎日です。
- どんな時が大変か、
またどう乗り越えているか
発達障害について随分理解したつもりでしたが、やはり里親の心が安定していないと、里子達の感情に巻き込まれる事が有ります。
天の邪鬼が酷く、何を言っても通じない毎日に、心が疲弊してしまい、酷い時は、里親の感情が激高しそうになる時も有りました。
そんな時は、里子から離れ、クールダウンする為に一人お風呂屋さんに行き、帰りに一人晩御飯を食べ、軽い晩酌などをして、レスパイトをしてました。
それが出来たのは、夫や実子達がその時間、里子の見守りをして、カバーしてくれたからです。一人になる時間の大切さを感じます。
他の里親さんに、レスパイトを頼む事の出来る様な里子では無かったので、本当に有り難いと思っております。
お陰様で今は、一人レスパイトする事も無く、楽しい晩御飯や晩酌を家族全員でしております。
ワイワイと皆んなで、1日の出来事を話す夕食時は楽しいです。
- 里親に関心のある方へ
エール
社会的養護について全く何も知らないで始めた里親活動です。
実子がいる方も自分の子育てが通用しません。
居ない方は途方に暮れる時も有るかと思います。
でも、色んな里親先輩方や家族がサポートしてくれます。
自分だけで頑張らずに、助けてと発信すれば、色んなサポートが有ります。
今まで見えなかった世界が広がるって、素晴らしいと思います。先輩里親さんに苦労を聞いて下さい。ニコニコしながら一杯話してくれると思います。