全国の里親さんが語る
「それぞれの一歩踏み出したストーリー」
東京都
STORY 01
- 里親の種類
養育里親
- 里親をはじめた年齢
46歳
- 現在の年齢
49歳
- 里親をはじめてみようと
一歩踏み出したきっかけ
40歳で結婚をしました。妊活をして体外受精もしましたがこどもを授かることはありませんでした。そんな時、友人から紹介していただいた養子として娘を育てている方との出会いがあり、彼女がとても楽しそうだったのです。そうしたら私も迎えられるのではないかと養子・里子の選択肢を考え始めました。しかし、養子を迎えるのには時すでに高齢になっていた私、そして主人。児童相談所にご連絡をして登録。そして、主人のお父さんが私たちに伝えてくれたのは「今の時代女性がこどもを産まない選択肢もあるだろうな。だけどこどもを育てる経験まで手放すのはもったいないぞ」の言葉に背中を押してもらいました。
- 里親のやりがい
子育てという意味では、どこの家庭も一緒に感じます。こどもを育てながら自分自身を育てさせてもらっていると感じています。
やりがいという意味では、子育てをしながら「里親制度」について、社会に拡げていくこと、知ってもらうこと、ミライを作っていく活動を一緒にさせてもらっていること。不妊でこどもが産めない女性たちの救済で在り、こどもたちとミライを作る一員として活動できること。
- どんな時が大変か、
またどう乗り越えているか
まだ、うちの息子は小さいからか、家に来た時の2〜3か月のお互いが慣れるまでが一番大変で、今、現時点では大きな大変さもありません。里親先輩からの今後の小学校になってからの心配事も、私の想定内をつくる作業につき、重くとらえることをしないように気を付けています。最低最悪は想定しない。彼を信じることにしています。
- 里親に関心のある方へ
エール
血が繋がっていない家族は、御縁あって揃った「たましい家族」だとお伝えしています。そして、何かのご縁があって、今、ここにいる。何か、私達、親でさえ成長させてくれるこどもであるに違いない。そんな御縁あるこどもがいるのです。そして、里親同志も家族ぐるみでお付き合いできるようになります。大家族です。頼ってOK、休憩OK、愛しすぎるもOK、「たましい家族」を楽しみましょう
STORY 02
- 里親の種類
ファミリーホーム
- 里親をはじめた年齢
45歳
- 現在の年齢
62歳
- 里親をはじめてみようと
一歩踏み出したきっかけ
1番末の子が学校に上がった時、これからの自分の人生どうしようと思い、近所に住む義姉が里親をやっていてら子育てならできるかなと思い始めました。
- 里親のやりがい
障害等あるこどもたちの世界に入り込み、どのようにしたらわかってもらえるかを考えていくことがやりがいに思います。
- どんな時が大変か、
またどう乗り越えているか
障害、価値観の違いなど、通じ合わない時が大変に思います。そんな時は、主治医をはじめ、学校の先生や里親の仲間など、あらゆるところに相談しています、。
- 里親に関心のある方へ
エール
人1人を自立させる事は大変な事です。
価値観の違いも大きく、育った環境も全く違い、こどもはさまざまな課題も多いです。
里親の仲間はたくさんいます。1人ではありません。
里親という新しい世界を皆んなで歩み、こどもたちと未来に向かって、一緒にやっていきませんか?
子は宝だとほんとうに思います。
ひとりでも多くのこどもたちを、家庭から自立させたいと心から願ってます
STORY 03
- 里親の種類
養育里親
- 里親をはじめた年齢
- 現在の年齢
- 里親をはじめてみようと
一歩踏み出したきっかけ
実子が授からず、こどもとの生活が諦めきれぬ中、産みたいか育てたいか悩み、こどもとの生活を生み育てたいと思ったからです。
- 里親のやりがい
ご飯作り。美味しい美味しいと食べてくれることです。
- どんな時が大変か、
またどう乗り越えているか
実子の家庭と同じように、委託されたら、子育てのあるある話ばかりで、ワークライフバランスもあり、自分時間を作り出すのが大変ですが、夢だったこどもとの生活を叶えてくれたのも、また不妊治療という長いトンネルから引き出してくれたのも里子です。本人の意志に関係なく我が家にきて、小さな体で精一杯溶け込んでくれて様々なことに乗り越えようとする里子に感謝が原点。それを間近で見て、家族で感謝の気持で1日を終わらせ新しい朝を迎える心がけをしています。
- 里親に関心のある方へ
エール
関心を持ってくださりありがとうございます。こういう家族も有りという柔軟な気持ちが、自分がやるにしてもとても楽になると思います。
STORY 04
- 里親の種類
養育里親
- 里親をはじめた年齢
43歳
- 現在の年齢
59歳
- 里親をはじめてみようと
一歩踏み出したきっかけ
偶然、テレビ番組で養育里親の事を知り、家族と相談して始めました。
- 里親のやりがい
自分自身、子育てが未経験だったので、最初の年度は毎日が大変でしたが、日々が経ちこどもも落ち着き、甘え懐いてくれるうちに、本当の親子のように感じ、日々充実してきました。
- どんな時が大変か、
またどう乗り越えているか
こどもは乳幼児しか預かってませんが、最初に預かったこどもとの別れが、今でも辛く悲しい思い出となっています。
ただ、新たな里子との出会いや、時間と共に徐々に薄らいではきました。
- 里親に関心のある方へ
エール
色々なこどもがいますし、様々な事情で里子になる子がいます。だから、こどもを支える里親も様々な人が必要だと思います。
今は「チーム養育」といって里親さんを1人にせず、様々な支援をしてくれるスペシャリストが、沢山ついてくださるので、とても心強いです。是非、関心のある方はお話を聞いて頂きたいです。
STORY 05
- 里親の種類
養育里親
- 里親をはじめた年齢
43歳
- 現在の年齢
52歳
- 里親をはじめてみようと
一歩踏み出したきっかけ
里親のことを勉強する機会があったことです。
- 里親のやりがい
こども達の成長です。こども達が幸せな様子を見られること。
最初、我が家に来たときには、こどもらしくない振る舞いをしていたのに、今では本当に普通のこどもらしいこどもになって、わがままを言ったり甘えたりしているのを見ると、「良かったね」と思います。
- どんな時が大変か、
またどう乗り越えているか
里親のサポートをすべき児童相談所が機能していないことです。
実親への支援が皆無なので、親子の再統合が出来ないまま、親権だけは実親にあるという中途半端な状況にあることが大変です。
- 里親に関心のある方へ
エール
里親は大変です。子育ては大変です。知識と技術と人に頼ることが必要です。こども達の為に頑張りましょう。
STORY 06
- 里親の種類
養育里親
- 里親をはじめた年齢
46歳
- 現在の年齢
46歳
- 里親をはじめてみようと
一歩踏み出したきっかけ
29歳の時に産んだ実子が1人いますが、その後2人目が出来ず、35歳の時に里親になろうと考えました。ですが、当時共働きは里親になれなかった(保育園が使えない)ため諦めました。実子が高校生になった頃、TVでとある県立高校のドキュメントを見て、やはり里親になろうと再度想いが湧きました。この高校は、“教育の前に福祉が足りない”こどもたちが多く、親に学校を休んでバイトしろと言われていたり、食事が無くお菓子を常食していたり。同じ高校生を持つ身としてショックでした。とても悔しい気持ちになりました。あの子達はうちの子と変わらないこどもで、能力も可能性もある、ただ環境に恵まれていないだけで生きづらくなっている。親自身も何か支援が必要なのでしょうし。こんな社会は変えていかないとと、その時に感じました。それが3年前のことで、里親も保育園を使えるようになったと知り、その後はトントン拍子にここまできました。
- 里親のやりがい
うちの里子ちゃんはもうすぐ3歳です。2歳5ヶ月の頃に我が家に迎えました。まだ1年経っていません。15年ぶりの2歳児の子育ては、傍から見たら超高齢出産、もしくは孫と祖父母だと思われているかもしれませんが、毎日とても充実しています。私達夫婦と実子のことを家族と捉えて、何の憂いもなく日々を一生懸命一緒に生きてくれて、スクスク育ってくれていることが、私達のやりがいです。服が自分で着られるようになった、「ありがとう」が言えるようになった。「パジャマ」を上手く言えなくて「チャママ」と言う(笑)。愛くるしくて仕方ありません。彼が18歳になるときに私は61歳で夫は64歳。心身ともに夫婦で健康に生きようと心から思えるようになりました。彼のおかげです。
- どんな時が大変か、
またどう乗り越えているか
彼の個人情報について少しずつ相談しています。保育園での毎日の様子がインスタグラムの動画で見られるのですが、動画撮影の同意書へのサインを実母さんにもらって欲しいと児相に話したところ、「そういうのは聞くまでもなく養育家庭のこどもはダメです」と言われました。小学校にテレビが取材に来た場合なども、養育家庭の子や児童養護施設の子は、映らないように保健室に行かされると聞きました。居場所が分かると危険なケースなどは仕方ないですが、うちの子はそういうケースではないので、保育園の保護者しか見ない、どの子も顔はしっかり映さない動画ですし、児相の方がご検討くださり、良しにしていただけました。今後、彼が成長して自分の意思でテレビに出ようとした時、世の中に何か発信したい時など、様々な場合に、本名で堂々と一般のこどもが持っている権利と変わらない縛りになるよう、児相の方とその都度相談していきたいと思っています。
- 里親に関心のある方へ
エール
是非始めてほしいです。産んでいない分、実子の時より、私自身は心身ともに安定しています。実子にはない公的なサポートもあるので、委託後も孤独にはなりません。成人するまでを沢山の関係者と一緒に育てていけると感じています。どんな青年に成長していくのか見届けたい!実子でも里子でも、私のその気持ちは変わらないんだと知りました。他人事ではなく、こちら側に来てくださる方が増えるよう、心から望みます。