広げよう里親の輪

こども当事者や里親さんなど様々な方の
メッセージをお届けします

全国の里親さんが語る
「それぞれの一歩踏み出したストーリー」

鳥取県

STORY 01
里親の種類
養育里親、ファミリーホーム
里親をはじめた年齢
57歳
現在の年齢
64歳
里親をはじめてみようと
一歩踏み出したきっかけ
DV被害者支援の活動を継続していましたが、シェルター入所の母子世帯の支援を行う中で、母からも虐待を受けているケースやネグレクトのケースに度々遭遇しました。被虐待児の対応を学びたいと考えていたところ、里親研修が適当だったため主催側にその旨を伝えて参加しました。その後、児童相談所から里親登録をしないかと誘われて里親登録をしました。登録をしても一時保護委託はあまりないと聞いていましたが、直ぐに次々とこどもを預かることになりました。仕事をしているために、一時保護を断ることもしばしば。数年経ってから夫も里親登録し、令和5年度には念願のファミリーホームを開設できました。出張が入った時でも預かりを断ることなく、良かったと思っています。
里親のやりがい
こどもの変化や成長過程が感じられることは、自分にとっても嬉しいことだと考えています。家庭に恵まれないこどもたちを、関係する大人達でどのようなアプローチをしていくか話し合うことは、有意義で自分自身の学びにもなります。自分のこどもや孫以外のこども達と一緒に悩んだり笑ったりする機会をいただき我が家に来てくれたこども達に感謝しています。
どんな時が大変か、
またどう乗り越えているか
死にたい気持ちがある時、どうして差し上げたら良いのか悩ましく辛いし、自分の無力さを感じます。しかし、様々な人たちの力を借りながら、自分自身はオロオロしていると、やがてこども自身が乗り越えます。一緒に寄り添いながら悩み、そばにいることが重要なのだと知らされます。自閉症で3~4時間癇癪(かんしゃく)で泣いてばかりのこどもを預かった時(2年間)大変だと思いました。1時間は平静を保てますが、それを超えるとイライラしてきて、こどもにつれない態度になりました。そのこどもに直接、どんな時に辛くなるか、癇癪が出た時どうしたらよいか、どうしてほしいか聞き、兄からの暴力(無視や死ねなどの心理的かつ身体的なもの)がわかり、致し方ないと気持ちを寄り添うことができ乗り越えられました。後は、自分に余裕がなくなると夫に対応を求めてひとりで抱え込まないようにしました。
里親に関心のある方へ
エール
里親に関心がある方は、少しずつ、できる範囲から無理をしないで関わりをもってほしいです。きっとご自身の生きがいになると思います。